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第2話:平穏
(n゚∀゚)η<やったよおかーさーん!
というわけで第2話完成です!やったね!!(゚Д゚) 今回は正直話繋がってる…?って感じの話かもしれない でも日常パートって事で堪忍して欲しいんだ! 一応ちゃんと繋がってるよ!! この2話から暫く時系列が行ったり来たりするつもりなんで ちょっとわかりにくくなるか…も…? まぁうはwwwイミフwwwにならないようにちゃんと書きますけどね そもそもそうだろ(゚Д゚)とか言っちゃイヤン(*ノェノ) イミフと言えば今回は今誰が喋ってるのかわからないシーンが多いかもしれない… 書いてる本人はイメージしながら書いてるからちゃんとわかってても やっぱり文で読み直してみるとかなりわかりにくいんだよね… 何とか解読して!(ぁ 特徴は一貫して書いたつもりだけど… 後どうでもいいけど語尾に「w」を自然と付けちゃってて 慌てて直すシーンが多かった(ぁ 書きあがり直後なので妙なてんそんです もうさっさと行っとこう(゚Д゚) *注意事項 この小説はあくまでも創作です 物語や内容はゲーム[ラグナロクオンライン]のシステムとは 離れている部分も多々あり、前述の俺脳内設定で運用されている世界です [第2話:平穏] 「ふむ…アーヴィング卿がそのような事を」 「はい、詳しくは教えてくれませんでしたけど…」 騎士団にある自分の執務室で、エヴァンは事務作業の手を止め エメリアからアルフェの伝言を聞いていた 「とりあえずその件に関しては了解した、首都の警備隊から人員をまわさせておこう」 「申し訳ありません、ご面倒をおかけして…」 「謝る事はないさ、これも仕事だ。それに、あの方がわざわざ君に頼む程だ 何かよっぽどの事情があるんだろう」 「当月の六貴集会までには、何かわかるだろうとはおっしゃってました」 「そうか…わかった、アーヴィング卿によろしく伝えてくれ」 「はい、それでは失礼します」 ぺこりと一礼すると、エメリアは来た時と同じように素早くその場を後にした 「迷宮の森、か……」 一言呟くと、エヴァンは取り出した命令書を書き始めるのだった 夕闇が街に下りてくる、夜の街を街灯が明るく照らし始め プロンテラの街は夜の賑わいを迎える 中央通りからは少し外れた裏通り、そこは酒場や屋台が軒を連ねており 主に冒険者達の憩いの場となっており、同時に情報交換の場所でもある その中の一つ、天津式の小さな屋台の暖簾には 「本日貸し切り」と筆で書かれた張り紙がぶらさがっていた 席には二人が座っているようで のれんの横からは一匹のペコペコが首を突っ込んでいた 「おっちゃーん!ビールおかわりー!」「クエーッ!」 「へいへい、二人分ね」 そこに座っている一人はあの元聖騎士のホワイトスミス、ちゃんせだった 差し出されたジョッキ2つを受け取り、片方を相棒専用の容器へと流し移す それをペコペコのスペリオルはクチバシを突っ込んで 美味しそうに飲んでいる 「相変わらずペース早いねー…もう、まだ一人来てないんですけどー?」 「まぁまぁ、硬い事は言いっこなし♪」 呆れたようにそれを眺めるのはチェイサー、セリス=エルメス ちゃんせとはかつてのギルド仲間で 今でもこうしてたまに食事を共にしたりする仲である そんな二人と一匹は今、これからここに来る事になっている もう一人の友人を待ちながら話に花を咲かせていた 「でも、こーちゃんと会うのも久々だねー」 「だねぇ…まぁでも、隊長さんともなると大変だからなぁ」 「やっぱり、結構忙しいんだ」 「んー、私はなった事ないからわかんないけどね」 「そりゃねー、ちゃるには任せられないよねー」 「ひどッ!?何気にひどッ!!」 「あはは、だって任せても「めんどくさ~い」とか言ってやらないでしょ」 「まぁねー、実際めんどくさいし。ましてや国境警備隊だからねぇ 色々神経使わなきゃいけない場所なのに、よくやるよホント」 「元騎士様のセリフかい、それが」 のれんから声と共に顔が覗く、ラフな格好をした青年だったが その胸元には騎士の証である紋章のペンダントが掛かっていた 「あ、こーちゃんやっほー♪」「おひさー」 「おう!あ、親父さん俺にもビールくれや」 「あいよ」 「隊長殿!お仕事お疲れ様であります!」 アルデバラン方面辺境警備隊隊長…それが彼、長谷川光太郎の肩書きである かつては自由騎士としてちゃんせ、セリスと同じギルドに属し GvGでもその勇名を轟かせたロードナイトだが 今は騎士団へと戻り、国境警備を主目的とするその部隊を率いていた 「おいおい、堪忍してくれよ、ちゃんせがそんな事言ってると槍が降るぜ?」 「えーい!こうちゃんといいセリスさんといい!私をどういう目で見てるんだー!」 「えー…?」「だって…なぁ?」 「くそー!!ヤケ酒だー!!おっちゃんもう一杯!」 「おいおい、ほどほどにしとけよ?」 こうして、宴の幕は開くのだった スペリオルは屋台の横に丸まって寝息を立てている ひとしきり盛り上がり、落ち着いた雰囲気が戻ってきた時 「そういやさー、最近どーなのよー?お仕事の方はー」 6杯目のビールを空にし、ほんのりと頬に赤みが差したちゃんせが切り出した 「どう…っつわれてもなぁ」 「まぁ気になる所ではあるよねー、色々見つかったでしょー?」 「あー、まぁ確かになぁ」 セリスの言う通り、この数ヶ月の間にシュバルツバルドとの国境付近では 太古の竜達の巣窟アビスレイク洞窟、渓谷の古代塔タナトスタワー 更に田園都市フィゲルの沖合いに発見されたオーディン神殿と 次々に強力なモンスター達が徘徊する危険地域が発見されていた 「タナトスタワーとかさー、この前ちょっと行ってきたんだけど ありゃーヤバいよ、やっばいね、聖十字の守護を返上した事を後悔した」 「んな事で後悔すんなっつの!」 「あはは♪でも、アブナイ所が続々見つかってるもんねー 位置的にも近いし、確かその辺の警戒も入ってるんじゃなかったっけ?」 「あぁ、まぁなぁ…今の所特に外に出てくるような動きはないみたいだが…」 「そりゃつまり…その内そんな事もある…って事ですかい?」 屋台の親父さんが不安げに聞いてくる 店に良く来るこの三人が腕の立つ人間だという事をよく知っており そんな話を聞いてしまえば、不安になるのは当然だろう 「まぁ、ゼロとは言えんが…まず無いと思うぜ ちゃんせが行ったタワーとか、ああいう聖域系は 結界がまだ生きてるみたいだし、アビスレイクのドラゴンは あの場所だけで生態系が出来ちまってるらしいからな わざわざ外に出てくる事もねぇだろ」 「こーちゃん随分詳しいねー」 「先週も調査隊の護衛したばっかりだしなぁ…」 少し疲れたように呟く、それも仕方ない事だった 隣国シュバルツバルドとの関係は同盟締結前後通して至って良好 お陰で今までは国境の橋での検問、付近の見回りと 至って暇な部隊だったのが、この数ヶ月で状況は激変 その仕事量は増大しており、間違いなく部隊創立以来の労働量となっていた 隊長である光太郎はここ一月まともに休みを取っておらず 今日も本来は本部への報告後、駐屯地に戻る筈だったが 明日からの久々の休暇に合わせての今日からゆっくりして欲しいとの 部下達の心遣いの賜物であった 「まぁまぁおっちゃん、そんなに心配しなくても大丈夫だって 何かあったら我らが騎士様が守ってくださるよ、うんうん」 「ですなぁ、ま、お陰さんで安心して暮らせてますわ」 「ったく…他人事みたいにいいやがって」「だってもう他人事だしー」 「それにしても、今日はウィリー君来れないの残念だったねぇ」 話題は光太郎の弟分であり、同じく元ギルメンのモンク ウィリー=サイクスの話へと移る 「そだねー、久しぶりに会えると思って楽しみにしてたんだけどなー」 「月一の集会だっけ?毎月楽しみにしてるって言ってたからね」 カピトーリナ学園で彼と同期のモンク、チャンピオン達が企画した アコライト職だけの集会、かつては同期のみの集会であったが 今では様々な世代の者達が集まる一大イベントになっていた 「今日はガキ達んトコに泊まるっつってたしな」 「流石にお酒の匂いさせながら孤児院に行くわけにはいかないもんねー」 「まぁ、相変わらず元気そうだったけどな」 「アレ?こうちゃん会ったの?」「あぁ、この前仕事中にな」 「あー…そっか…黙ってるわけないもんねー…」 「あぁ…オーディン神殿でな、そりゃもう嬉々として色々調べまわってたぞ」 「たはは…相変わらずなのね」 今は子供達に囲まれて眠っているであろう友人の顔を思い浮かべて 苦笑いするちゃんせ達であった 「まいどー、またどうぞー」 既に片付けを始めている親父の声に送られて三人は夜の広場へと出る 辺りの酒場にはまだ灯りが煌々と灯っていたが 屋台は殆どが撤収してしまったのか、姿を消していた 「いやー楽しかったねー♪」「結局こんな時間になっちまったなぁ」 大きく伸びをするセリスと光太郎の後ろで 「クェ~エェ~~」「ほーらー、しっかりしなさいもー!」 ちゃんせはフラフラしながら歩いているスペリオルを支えていた 「おいおい、大丈夫か?」 「今日はスペリオルも飛ばしてたからねー」 「まったくもー、盛り上がってくるとすーぐ限界忘れるんだからこの子はぁ」 「クエックエックエッ♪」 「わかったわかった!帰ったらちゃんとブラッシングしてあげるから! だからほおずりしなーいでー!ちゃんと歩くー!」 わいわいと賑わいながら、三人は広場を離れてゆく だが、夜の街はまだまだ眠りに付きそうにはなかった 月は変わらず優しく、夜の空に輝いていた この平穏な夜を、守り見つめるように… to be continued...
by Z_oldriver
| 2009-03-26 00:08
| 長編[聖光は誰が為に舞う]
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