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by Z_oldriver
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Episode6:蠢く狂気
どうもどうも(・ω・)ノ今日はちょっと早めに更新です
友達の家に泊まりに行くんでね

というわけで第6話です、そろそろ佳境に入ってきた?感もありますが
まだまだ続きますよ(n・ω・)η

後今回は想像力の逞しい人にはちょっと強烈な描写があるかもしれないので
そこだけちょっと注意してください(・ω・;)自分でもちょっとエグいなとオモタ

では、気をつけて?お楽しみください(・ω・)ノシ

*注意事項
この小説はあくまでも創作です
物語や内容はゲーム[ラグナロクオンライン]のシステムとは
離れている部分も多々あり、前述の俺脳内設定で運用されている世界です





[Episode6:蠢く狂気]

どれだけ長い間降りていただろう
暗いシャフト壁が消え、突然視界が開ける。人工の明かりが目に痛い
眼下には広大な空間が広がっていた
「さっきからわからない所ばっかり…」「だな…」
地面が徐々に近づくなか、その壁面に人型のへこみがあるのが確認出来た
「ねぇ、あれって…」「あぁ、多分アイツが収まってたんだろうな」

轟音を立ててエレベーターが止まる
周囲を警戒しながらゆっくりと歩みを進める
辺りには、何の気配も感じなかった。二人の足音だけがやけに大きく響く
左右には人型、静寂も合わせてある種の不気味さを演出していた
「まるで巨人の棺桶だね…中身が出てっちゃったみたい」
そしてその巨大な空間の一番奥、思わず見上げてしまうこれまた巨大な扉が
威圧感すら感じさせながら、そこにあった
「…7つ」「何が?」「棺桶の数」「あぁ…」
「少なくとも残り…6つ、か」
呟きながら扉に手を当てる、その分厚い鋼鉄の扉の向こうには
確かに何かの気配を感じる事が出来た
「……歓迎の準備は万全でお出迎えしてくれるらしいな
 覚悟はいいか?ミア」
「うん…大丈夫」
目を瞑り、ゼットが神経を集中させる
音を立てて、ふわりと気功が浮かび上がり
「行くぜ…!」
連続で発勁が叩き込まれ、一発ごとに大きく扉が歪んでいき
「ラスト!」

一際大きな音を立てて扉が吹き飛ぶ!

それと同時に、二人は部屋の中へと飛び込む
そこにはやはり巨大な、鋼鉄の玄室とでも言える空間が広がっていた
普通の建物の3階か4階分はありそうな高さの天井
見上げると通路のような物が壁面を走っているのが見える
どうやら、ここがこのアジトの最奥なのは間違い無さそうだった
「何か、ホントにピラミッドの一番奥みたい…」「…アイツか」
玄室の中央に、そいつはいた
まるで全てを統べる王のように、笑いながら佇んでいた
その傍らには、王を守る機械の兵士…あのゴーレムが3体
「ふふふ…初めまして。ようこそ、こんな所まではるばると」
その笑顔を崩さないまま、一礼する
「…テメェが親玉ってわけか」
「その通り…私が新世界の神…ネクロシア大総統、ネクロスだ」
「何が神よ!人を人とも思わないような、そんなヤツが!」
「やれやれ…君は何か勘違いしているようだね、可愛いお嬢さん?」
心底呆れたように、ネクロスは平然と言ってのける
「アレは私が私の為に生み出した命だ
 神が自ら創造した命を何の為に使おうと、それは神の自由ではないのかな?」
「な…!」
「わかるかい?アレが生まれた意味はそういう事さ
 君達は何か勘違いしているようだが…あの失敗作、アレは本来
 存在する事すら許されないんだよ?なにせ、神の意志に背いたモノなんだからねぇ
 でもまぁ、部品としては優秀だからねぇ、何とか回収したいところだけど…」
「黙れ…」
「アレも幸せだと思わないか?こんな寛大な私に使ってもらえるんだからねぇ…
 本来ならこの世から消してしまっても飽き足らないんだけどねぇ…ははははは!」
「黙れっつってんだろうがッ!!!!!」
ゼットの一際大きな叫びが玄室に響き渡る
「もう…沢山だ…戯言に耳を貸す心の広さは持ち合わせちゃいない…
 てめぇは、俺が、殺す…!」「お兄ちゃん…」
こんな兄の姿は見た事がなかった
殺意を隠そうともしない、憎しみの目
「ふふふ…いいね、その目…そういう目をするヤツはいい素材になるよ…」
その声に応えるように、3体のゴーレムが立ちはだかる
「興味は無いかな?こいつ等がどういうモノなのか」
「関係ねぇな、ブチ壊す…それだけだ」
気を高め、戦闘態勢を整えるゼットを前にネクロスは冷静その物だった
「まぁそう言わずに、きっと気に入ると思うな、壊せなくなるくらいに」
そう言いながらネクロスが指を鳴らすと
引き戸が開くようにゴーレムの胸部の装甲がゆっくりと開いてゆく
「な…!」「嘘……何…これ…」

「何の冗談だ…こりゃ…」
ウィンドの目にも飛び込んでくる、ソレが
「こんな事が…許されるわけがないッ!!!」
レッドが、怒りに声を荒げる
「ひ…」「一体何なのだ…これは…こんな…!」
美里は、怯える余り言葉が繋げられず
時雨は、目の前の事態を飲み込めず、呆然とするしかなかった

そこには…人間が「組み込まれて」いた。それも、幼さを残す少年少女が
切り開かれた胸部に機械部品がはめ込まれ
何がどう機能しているのかわからないチューブやコードがあちこちに繋がれ
それらはまるで血管のようにドクドクと脈打っていた

「う…あ…あ…」「ミア!!」
直視できず、ミアは崩れ落ちてしまう。思わず駆け寄るゼット
「あはははは!お嬢さんにはちょっと刺激が強すぎたかな?」
「てめぇ…とことん狂ってやがるな…」
「君達凡人には理解出来ないだろうねぇ…
 人間の持つ生命エネルギーは素晴らしい可能性を秘めている
 それこそどんな動力源よりも強い力を生み出し、理想の兵器となる!
 これこそ正に最高の兵器…普通の人間と違って、裏切る事もないしねぇ…
 人間牧場の最後の製品…ふふふ、素晴らしいコアになってくれたよ…」
ネクロスは笑っていた
無邪気な子供が、お気に入りの玩具を手にしたように
「許せねぇ…テメェだけは…絶対に…ッ!」
奥歯を噛み締め、ネクロスを睨み付けるゼットの前に
3体のゴーレムが立ちはだかる…
「ふふふ…やはり弱いね、心ある人間は。君ならコイツらも倒せる筈だろう?」
既に勝利を確信したネクロスが、満足そうに口の端を歪めたその瞬間

それは、来た

突如爆炎が巻き起こり、ゴーレムの1体を吹き飛ばす
それは続けて巻き起こり
追撃を避けるように3体が巨体に似合わぬ素早さで後退する
「来たね…」
玄室の天井近く、壁際の通路から
ふわりと黒い影がゼット達の前に飛び降りてくる
「……夕美」
手にはグレネードガンを携え、彼女は二人の前に立っていた
「美亜さん!」
応えないまま、弾を篭めなおし、ゴーレムに銃口を向ける美亜
「美亜さんダメっ!!あの子達は…!」「わかってる」
振り向く事なく、彼女は答えた
「わかってる…でも、ううん、だからこそ…
 それがあの子達の願いなら…かなえてやらなきゃ…」
「え…?」「聞きなさい…貴方達なら、きっと聞ける筈だから…」
美亜が何を言っているのか、ミアには一瞬理解出来なかった
一体何を聞けと言うのかと、そう思ったその時
(死なせて…)
「え…何…?」
何かが聞こえた、いや、正確には聞こえたとは言えないのかもしれない
頭の中に直接声が響いてくるような、そんな感じ
(お願い…死なせて…)
「あ……!」
それは間違いなく、目の前のゴーレムから
いや、ゴーレムの中の子供達から聞こえてきた
「そんなの…そんなのって…!」
「あの子達はもう、元には戻れない…でも、自ら命を絶つ事も許されない…
 もう、生きているとは言えないあんな姿になっても…
 それでも生きている事を強要されている…」
美亜の声は震えていた…怒りと、悲しみに震えていた…
「私は、あの子達の為にも…こんな事は終わらせる…
 あの子達には、まだ人としての心が残っている…
 これ以上、あの子達の生命を弄ばせはしない!!」
凛として、言い放つ。決意を胸に、銃を取る
その肩にポン、とゼットの手が乗せられた
「…ゼット」「お前独りじゃ、荷が重いだろ」
ふらふらと立ち上がりながら、ミアもハッキリとした言葉で告げる
「美亜さん…私達にも、お手伝いさせてください…」
「ミア…ちゃん…」
『全く…水臭いヤツだなお前は』『そうですね、ホント酷い人だ』
「え…ウィンド?レッドさん?」
見るとゼットの手には通信石が握られていた
複数受信モードに切り替えられたそれから、仲間達の声が聞こえる
ほんの少し離れていただけなのに、とても懐かしく感じる暖かい声
『そうですよ、美亜さん!こんなのたった独りでなんて…辛すぎます…!』
『私は貴女とはまだ親しいわけではない…だが、こんな狂気に立ち向かおうと言うのだ
 彼等と共にある資格が無いなどと、誰が言うものかね』
「………皆」


「ふふふ…感動の再会は終わったかな?」
ネクロスが楽しそうに告げてくる。その顔は愉悦に満ちていた
「……わざわざ待っててくれるとはな」
「そりゃねぇ…折角のいい場面だもの…それくらいはわきまえているさ」
「バカにして…!」「ミアちゃん、言うだけ無駄だから止めた方がいいよ」
「あっはははは!!裏切り者の出来損ないのクセに、生意気な口は利けるみたいだねぇ…
 まぁいいさ、君達はどうせここでオシマイなんだから」
「ふざけないで!私達は、もう迷ったりしない!」
「…何を勘違いしてるんだい?君達では勝てないと、そういう事さ」
パチン!とネクロスが指を一つ鳴らす
するとゴーレム達が異様な駆動音を上げ始め
青い光を放っていた機械部品が唸りを上げながら真っ赤な光を放ちはじめる
1体のゴーレムが、少し体勢を下げたと思った瞬間
「え、何!?」「…!危ねぇッ!!」
ミアはゼットに突き飛ばされていた
何が起こったか理解できず、目の前で風の鳴る音が通り過ぎたと思った時
「がぁぁぁっ!!」「お兄ちゃん!!」
ゼットは凄まじい勢いで壁まで吹き飛ばされていた
「くっ…!この!」
そのままゼットを追うゴーレムに美亜が狙いを定め、引き金を引こうとするが
別のゴーレムに襲われあっという間に捕らえられてしまう
「うあぁぁぁぁっ!!!」「美亜さん!!」
巨大な右手に捕らえられ、ギシギシと締め付けられる
「美亜さん!今…」
しかし、美亜の元へ向かおうとするミアの前に残り1体のゴーレムが立ちはだかり
その強力な拳の一撃が振るわれる!
「あぐぅぅぅっ!!」
避ける間もなく、まともに受けてしまう
殴り飛ばされて倒れこみ、ミアはぐったりと動かなくなってしまった
あっという間の出来事だった、何の抵抗も出来ず3人は追い詰められる
「く…そ…何なんだ…上で見た時と…全然…ッ」
「あーっはっはははは!!!どうだい?君達じゃどうにもならないだろう?
 ふふふ…本当にバカだよ君達は…こいつらはまだ実験段階でね…
 ちょっと燃費が悪いんで普段は能力をセーブさせてあるのさ
 でも、本気を出せば君達なんかね、ゴミでしかないんだよ、ゴミでしか
 他のお仲間も、もう今頃は殺されてるかもしれないねぇ…」


「くっそ…こいつぁ…!」
ウィンドは何とか光の盾で持ちこたえているが
スピード、パワー共に大幅に増したゴーレムのラッシュに
ジリジリと追い詰められていく
そして遂に魔力が限界を迎え、彼を守り続けた光の盾が音を立てて砕け散る!
「チィ!しまったッ!」
そして体勢を立て直す間もなく、そこにゴーレムの拳が叩き込まれた!
「ぐあぁぁぁぁっ!!」
それでもなお、叩きつけるようにゴーレムは拳を繰り出し続ける!
壁にめり込むようになりながらも
ウィンドは体を丸め、最低限の範囲で光の盾を張り、何とか猛攻を凌いでいた
「く…こいつは流石にッ…」


そしてレッドもまた、圧倒的なゴーレムの戦闘力の前に
苦戦を強いられていた
「くっ…こう動かれては…」
吹き抜けの大魔石部屋を縦横無尽に
それこそ壁や天井などお構いなしにゴーレムは駆け抜ける
物理法則を無視したその巨体相手に、切り札の元素解放も空振りを続けていた
「荒ぶる風よッ!!」
何発目かの元素解放を試みる。手元に集中したほんの一瞬
その一瞬に、ゴーレムが視界から消えた
「しまったッ!!」
そう思った時には、既にレッドの体はゴーレムに掴まれ宙に浮いていた
メキメキと体が嫌な音を上げるのがわかる
「く…ぉぉぉぁあ!!」(こ、このままではッ…!)


「くぅ…」「ぐ…ぁ…」
地上の二人も、同じく絶望的な状況に置かれていた
ゴーレム2体の猛攻を受け、最早立っているのがやっとと言った状態で
それでも彼女達は倒れようとはしない
「ここで…諦めたらっ…!」「あのような屑の…思い通りになど…!」

まだ、倒れるわけにはいかない
この子供達を…かつての美亜の家族達を…
彼ら彼女らの生命を、これ以上弄ばせない為にも…!

「俺達は…負けるわけにはいかないんだ…絶対に…!」
「やれやれ…そこで素直に落ちてくれれば、私もこんな事はしなかったんだけどねぇ…」
もう一度、パチンとネクロスの指が鳴る
黒い、鈍いオーラがゴーレム達の体から湧き上がるように立ち昇る
それは、生還魔法を打ち破る暗黒の術法が発動した証
「さぁ…もう茶番はいいだろう?君達は死ぬんだ、完全に、ね」

ゴーレム達が動き始める…主の命に応え、獲物を完全に刈り取る為に
子供達の瞳は、深い哀しみを湛えているかのように涙を流していた…

                             to be continued...
by Z_oldriver | 2008-01-18 19:42 | 長編?[そして「人」に還る日]
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